市内に現存する 築160年の「土蔵」を見せてもらえる機会を得、隅々まで覗かせていただきました。欅の大黒柱、重厚な土壁、扉。本物を使った建築の力強さに、半ば脱帽・・・。現代の 自らの建築に いかに本物の力感、素材感を注入するかで四苦八苦している状況を まるで鼻で笑われているような気がしないでもない・・・。紛れもなく、経済行為の延長上にある現代の「建築」 現代に活動する設計者の一人として、先人の知恵、技術を学んだ上で 前を向いて「今だから出来る建築」を創造しつつ、そこに素材の持つ力を表現したい!がんばれ!がんばる!!